フォニックスの学習の本来の意味
子供英語用語集

 

フォニックスとは?

●音声と文字の一致学習

 

フォニックスとはアルファベットの音のことです。
Aなら「ア」、Bなら「ブ」、Cなら「ク」というふうに音があります。たとえば本屋さんでbookを買うときアルファベットの表記読みで「このビーオーオーケイ下さい」と言っても店員さんはキョトン。音で「ブック」と言ってはじめて買えます。

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このフォニックスは文字と音声が不規則なスペリングを読めるようにするためのルールです。*約25%が不規則
カナダやアメリカの初等教育において、聞いたり、話したりできるが文字があまり読めない子供たちに、音声と文字の一致をはかるために開発されもので、日本のこども英語教育にも取り入れられています。
ただ日本国内の子供の場合(帰国子女除く)、導入時期のタイミングが重要ポイントと言われています。

 

●フォニックスのタイミングは極めて重要!

 

英語圏の子供たちのように生まれた時から英語音声をたっぷりインプットしてきて、発声することが不自由でない場合は効果的なのですが、英語の聴きこみ量と文字言語に触れる時間が少ない日本の子供に無理に導入すると発音拒否反応を起こす事例もでています。
⇒フォニックス初導入、松香フォニックス研究所 

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ある言語専門家の中には「日本の子供たちにフォニックスを学習させる時間をストーリーや絵本の聞き込み(文字に触れながら)にまわした方が長期的に良い」との意見があります。
それは音韻がある程度育ってからフォニックスという文字の整理学習を始めても決して遅くはないという考え方です。
その方が自然で無理がなく、学習効率もよいからです。
フォニックスの目的は音声と文字一致をはかる為の文字規則学習です。規則を理解するにはたっぷり耳から音声英語の聞き込みと文字に触れる醸成期間(incubation period)が重要です。
⇒多聴による言語拾得アプローチ 

 

●フォニックス学習の留意点

 

よく、このフォニックスが出来ると英語が読めるようになると金科玉条のごとく述べたり、あたかも先進的な教育法のように喧伝している子供英語教室があります。
しかし、たっぷり音声をたくわえていない段階での導入は時間的ロスが大きいことに注意が必要です。仮に単語が読めても意味がわからないないなどということになったら本末転倒です。
また日本人から教わる場合は、発音の優れている講師選びがキーポイントです。
⇒フォニックスなしで英文が能率よく読める方法

 

 

《こども英語用語集》

フォニックス学習の留意点
バイリンガル(bilingual)
トータル フィジカル リスポンス(Total Physical Response)
スラッシュリーディング(Slash Reading)
多聴の重要性
サイレントリスニングナビゲーションとは
イマージョン教育(Immersion)
電話番号

 

《関連ページ》

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ストーリー英語のねらい