スラッシュリーディングとは?
★文頭から理解していく読解法
文章の文型や修飾関係に注目し、意味上の固まりにスラッシュを入れながら英文を文頭から読破していく方法です。
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従来の英文読解では日本語的思考に基づく訳読法なので、直読直解力、つまり英語的論理思考力が身につくまで多大な時間を要しました。そのようなことから、近年ではこのスラッシュリーディングが主流になりつつあります。
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ただこの英語的論理思考力方法を小学生に導入していく場合、英文の構造がある程度身についていることが条件になります。主語と動詞、時制、目的語程度の理解が必要かと思われます。
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英検3級あたりの長文から実践していくとスムーズに進みます。もちろん文法的な裏付けを学習しながら直読直解していく場合、少し早いスタートが可能です。
この場合はもちろん、指導者の下で学習を積み上げていくことになります。
★速読速解へのアプローチ
意味上の単位ごとに英文を前から読めるというのは、英文を日本語にひきよせて訳していくレベルから、瞬時に英文の論理ルールに則って速読速解できるレベルへと脱皮することになります。
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スラッシュリーディングの最終目標はスラッシュの線を入れないで読めるようにすることです。そのためにもできるだけスラッシュの区切りは慣れるに連れ、大きく区切っていくことを実践しましょう。
★学習上のポイント
スラッシュリーディングを展開していく場合、文法や構文解析にこだわらず、分析マニアックに陥ることなく読み進めていくことを強く意識する必要があります。100%理解しなければいけないものでなく、語彙不足であっても、とにかくダイナミックに先へ先へと進めていくことの積み重ねから英語的論理思考力(=速読力)が身についていきます。
★スラッシュリスニングにも応用
リスニング学習をしていく場合も、スラッシュの位置でいったん音声ポーズをとり、意味を把握していきます。ほぼ意味が理解できた段階でさらにスラッシュ毎のリピーティングを取り入れてもいいかもしれません。
《こども英語用語集》
★フォニックス学習の留意点
★バイリンガル(bilingual)
★トータル フィジカル リスポンス(Total Physical Response)
★スラッシュリーディング(Slash Reading)
★多聴の重要性
★サイレントリスニングナビゲーションとは
★イマージョン教育(Immersion)
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